カンパニー・マン
ヴィンチェンゾ・ナタリ
キャスト
ジェレミー・ノーサム 、ルーシー・リュー 、ナイジェル・ベネット 、ティモシー・ウェッバー 、デヴィッド・ヒューレット
感想
「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品なのでどれだけ謎めいてるのかと思いきやシンプルな内容だった。(CUBEはまだ観てませんが
私としては結構好みな映画かもしれない。
モダン。
無機。
中途半端な近未来だからちょっと気になるんだけど、建物の見せ方というか金属の感触というか、そういうのが上手い具合に見れたなぁ、と。
特に金属の光の当たり具合とかが好きだ。配色も良い。
カメラワーク
所々監視されてるような見せ方が面白い。(カメラの向こうの人の視点
音楽
本当さり気ない。けど好き。アンビエントテクノ？
ジェレミー・ノーサム、一見地味な人。
が、３つを演じ分けてる辺りがさすが役者。
M・サリバン→J・サースビーのトイレでの係員？でのやり取りがいい！
この人見る角度によって全然印象が違うんですね。
脚本はきっちりとしっかりと。
詰めるまで詰めて。
-ここまでべた褒め
-以下不満
音質が悪い。借りてきたDVDが悪いだけか？
効果音の高音が高すぎるのは嫌いってか、耳に残って痛い。
所々アジア人が出てきて正直萎えた。
ヒロインが出てきた時点で略
そんなことを思ってたらチャーリーズ・エンジェル/フルスロットルやシャンハイ・ヌーンの姫をやってたルーシー・リューで驚いた。
久々に見ました。この人好きです。すいません。姫だけだけど。
シンプルが一番いいとも思うけど、もうちょっと意外性が欲しい。
場の雰囲気に流される主人公。危機感があったのは洗脳シーンぐらい？
あぁ、あと脱出シーンですか。正直微妙。
ラストのどんでん返しはいらない。
見てる人に印象付けたかったのかわからないけど、あんま好きじゃないな。
原題はCypher（サイファー＝暗号）。
あんｇ・・・うん・・・？
ミステリー映画で借りてきたんだけど、あんまりミステリーって感じがしなかった。
むしろミステリー？と聞き返したくなる。
ヴィジュアル面は大好きです。